肺に水が溜まる 病気 高齢者

高齢者が気をつけるべき肺に水が溜まる病気とは?

高齢者の方で肺に水が溜まるといた症状が出た場合、どんな病気が考えられるのでしょうか?
高齢者の場合、一般的に多い病気が肺の感染症で、とくに肺炎が見られます。

 

高齢者の場合、昨日まで何ともないように見えたり、少し風邪っぽいようだが、特に熱もなくただ元気がないように見える程度だった場合でも、急に呼吸困難に陥って救急車で運ばれたりすることもあります。

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なかにはちょっと咳が出たため病院へ受診したら「肺炎です」と診断されたりするケースもあります。

 

その中で、気を付けていただきたいのが肺炎からの合併症での胸膜炎です。

 

胸膜炎は胸に痛みが出ることが初期症状の中で多いです。
そして、咳をしたり、呼吸することで増悪します。

 

なかには背中の痛みを訴える方もいます。
また、息切れや呼吸困難も起こり、発熱や悪寒がするといった症状も伴うことがあります。

 

胸膜炎とは肺の周りを覆っている膜(胸膜)の炎症です。
胸膜自体は2枚のうすい膜でできています。

 

その中は胸膜腔と呼ばれ肺が呼吸をする時に大きく膨らんだり小さくなる際に円滑に動くことが出来るように少量の胸水が入っています。

 

しかし、肺炎などの炎症によって、胸膜にも炎症が起こり、胸膜にある血管から血液の中に含まれる蛋白や水成分が浸み出してしまい、胸膜腔に水が溜まってしまいます。

 

肺に水が溜まると仰向けで寝ていることが苦しくなるため、夜中に突然目が覚めたり、横になりずらくなります。
このような場合は身体をやや起こしてあげましょう。

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身体をやや起こすことで、肺にたまった水が肺の下に移動するため、呼吸をすることが楽になります。

 

胸痛が激しい時や呼吸がおかしい時、呼吸困難や意識障害がある場合などは早めの病院の受診をしましょう。
早めの発見、早めの対処が胸膜炎を完治させる近道です。

 

これ以外には感染症の結核や心不全、肝硬変や肺がんなどの悪性腫瘍、腎不全や膠原病(関節リュウマチや全身性エリテマトーデス等)など様々な病気でも肺に水が溜まるといったことが起こりえます。

 

高齢者の場合、昨日は元気に話してたのに...次の日には急に肺炎で入院したといったことがあります。
症状が変化しやすいということも特徴ですから、症状が出始めたら早めに病院を受診するなど気を付けていきたいですね。

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