肺がん 胸水 血性 がん性胸膜炎

胸水が血性に!肺がんからがん性胸膜炎を引き起こす

肺がんは進行が速いがんとして知られています。
初期症状は咳や痰が出始めて熱が出たりと風邪のような症状になります。

 

しかし次第に進行するにつれて胸に水が溜まることにより胸に痛みを覚えたり、呼吸が苦しくなったりします。
この胸に水が溜まる症状を胸水と呼びます。

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胸水は肺がんだけでなく、心不全や肺炎、肝硬変などでも肺に水が溜まることがあるのですが、がんが関係する胸水は次の3つが挙げれれます。

肺がん

肺がんが肺に発症して進行することで肺の胸膜まで浸潤し胸腔内に及び胸膜に癌さ細胞が飛んだ状態。

肺や胸膜に転移した他の臓器の癌

肺がんや他の臓器からの転移癌は最初にがんが発症した場所以外にがんが広がっているので、ステージWとなります。

中皮腫

中皮腫はアスベスト(石綿)の曝露が原因とされていて肺ではなく胸膜にできるがん。
肺がんと違い血痰を初発にすることはまずないが、悪性胸水が見られてもステージT〜Uのこともあります。

 

これら3つの癌の共通するところは、いずれも胸膜にがんができ、胸に水が溜まります。
がんで胸水が溜まった状態をがん性胸膜炎といい、がん性胸膜炎によって発生する胸水を悪性胸水と呼びます。

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胸膜にがんが出来ているので、深呼吸や咳をすると胸痛が起こり蔵依アクするのががん性胸膜炎の特徴です。
胸水が次第に溜まってきて大量になってくると呼吸困難を起こすようになります。
X線検査にて胸水を確認し、胸腔穿刺を行います。
がん性胸膜炎は胸腔穿刺を行うと血性胸水といわれていますが、最初は黄色透明のことが多くあります。
しかし、胸腔穿刺を何回も行っていくうちに血性胸水がみられてきます。
そして、胸水が溜まるということ自体もそうですが、血性胸水が溜まるというのはあまり予後が良くない状態になります。

 

深呼吸や咳で胸痛を感じたり、増悪するようなことがあれば、自己判断せずに早めに病院を受診しましょう。
なんといっても早期発見、早期治療です。症状が軽ければ軽いほど良いにこしたことはありません。
また、タバコが原因と書いていますが、なかにはタバコを吸われていなくても肺がんを発症される方もおられます。
注意されてくださいね!

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