心臓に水が溜まる 予後 余命

心臓に水がたまっているといわれたけど予後や余命は?

医師から「心臓に水がたまっています」と診断を宣告されたら「えっ!」「大丈夫なの?」って思いますよね。
やはり心臓の事だし、万が一のことがあったら大変です。

 

しかし、頭の中には
「心臓に水が溜まっているってどんな状態なの?」
「心臓に水が溜まってしまった後の予後はどうなの?余命は?」
などといった不安がいっぱいです。
その不安についてみていきましょう。

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心臓に水が溜まっている状態とは?

医師から「心臓に水がたまっている」と言われた場合、その病気は心不全や心膜炎、心タンポナーデなどが考えられます。

 

心臓には心臓自体の周りに心膜といった膜が覆っており、常に拍動する心臓がその周囲の臓器と摩擦を生じないように壁側心膜と臓側心膜の2重になっており、その間には心膜腔といって少量の心膜液が入っており、心臓が円滑に動けるように働いています。

 

しかし、心不全などの病気が発症すると、心臓のポンプとしての役割が果たせなくなり、血液がうっ血して血管などから血液成分や水成分がにじみ出て、心膜腔にたまり心臓に水が溜まった状態になります。

 

これを心膜液貯留といいます。

 

それ以外にも腎不全や肝硬変、膠原病や悪性腫瘍が心臓の心膜に転移した場合等による浮腫や循環障害があり、心臓に水が溜まるほかに肺にも水が溜まる胸水貯留やお腹に水が溜まる腹水貯留なども起こる場合があります。スポンサーリンク

心臓に水が溜まってしまった後の予後はどうなの?余命は?

心臓に水が溜まる病気の中で、心不全には急性心不全と慢性心不全があります。
急性心不全の場合、原因不明の突然死の原因にもなるため、あまり予後がいいとは言えません。

 

しかし、風邪や過労といった原因で急性心不全を引き起こした場合でも、入院して安静にし、心臓を強めるお薬や酸素吸入などをして回復に向かえば予後や余命も変わってきます。

 

もちろん回復しても今までどおり仕事を忙しくしていれば、再度心不全を起こすことも考えられ、その場合、予後も悪くなります。

 

やはり、日常生活を見直し、適度な運動、喫煙をやめる、体重を落とす、塩分を控えめにする、睡眠をとるなどといったことは必要ですね。
慢性心不全は急性の心不全とは違い、それまでになった病気(例えば糖尿病やがんなど)が原因でなってしまった状態ともいえるので、その原因となる病気の治療を行い改善していきましょう。
慢性心不全の場合、状態によっては急変し、急性心不全になるといったこともありますから油断は禁物です。
心膜炎は悪性腫瘍が原因の場合などを除き、感染症などで発症した場合、安静にして薬剤治療を行っていけば、2週間から6週間で落ち着いてきます。
悪性腫瘍の場合は心膜炎の治療よりも悪性腫瘍が原因でなっているので悪性腫瘍の治療をしっかりとしていきましょう。
心タンポナーデについては心膜炎が悪化したものになりますので、容易に心不全に陥り死に至るため、早期に対処していくことが肝心になります。
大動脈解離からの心タンポナーデについては、さらに予後や余命について悪く、手術をした場合でも救命率も低いとされています。

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